STORY
食文化は、私たちが味わったり作ったりすることで守られます。
能登が受け継いできた発酵食を現代の感覚で生活の中に取り入れていくライフスタイルを「Noto Kamoshi Style」と名づけ、発酵食にまつわる物語として伝えていきます。
郷土料理の伝道師がつくる家庭の味「大根ずし」
室谷加代子さん【志賀町】
地元の食材を使った料理教室を開いていた室谷加代子さんは、2005年に「農家レストラン むろたに」を開店。お店を営む今でも料理教室は続いており、今年(取材時2021年)は80人以上の生徒さんがいらっしゃいます。多くの生徒に […]
家庭からプロへ!需要拡大する温故知新の魚醤「いしり」
「カネイシ」新谷伸一さん【能登町】
今回インタビューするのは、石川県鳳珠郡能登町小木で「カネイシ」を経営されている新谷伸一さん。 イカの町である小木漁港から徒歩10秒の場所に立地するカネイシでは、新鮮な魚介の恵みを生かした商品を加工・販売しています。 ■手 […]
高校生に伝えたい。ばあちゃんの人情「かぶらずし」
近江節子さん【中能登町】
今回インタビューするのは、石川県中能登町で「かぶらずし」のスペシャリストとして有名な近江節子さん。 「すし」という名前がついているけれど、漬物に近い「かぶらずし」は、昔から能登の発酵食として受け継がれてきた伝統的な食文化 […]
代々受け継ぐ蔵の味、糀が決め手の「かぶらずし」
「高澤醸造」3代目 高澤 理八さん【羽咋市】
明治創業以来、発酵ひとすじの 糀屋「高澤醸造」の三代目、高澤 理八さん。昔は近隣に農家さんも多く、糀屋さんはお客さんが持ってきたお米を糀にして渡しており、その糀でお客さんはかぶらずしや味噌を作っていました。現在は主にお味 […]
90歳じいちゃんが作る魚の漬物「こんかいわし」。美味しさのヒミツとは?!
新谷 幸昇さん【珠洲市】
能登では、昔から「こんか」と「塩」を使って作る「こんか漬け」という食文化があります。こんかとは、方言で米糠のこと。米糠は玄米を精米したときの副産物で栄養価も多く含まれていて、ぬか漬けにも使われています。こんか漬けはさまざ […]
ミシュランシェフが惚れ込んだ里山里海の旨味「いしり」
「villa della pace」平田明珠さん【七尾市】
東京のイタリア料理店で働いていた平田明珠さんは、能登の食材に惚れ込み、5年前に移住してご自身のお店「villa della pace (ヴィラ・デラ・パーチェ)」を開きました。お店を運営しながら、本当に気に入っ […]
料理をカンタン美味しくしたい!醤油屋の4代目夫婦が挑戦する「糀の新商品」
「谷川醸造」貴昭さん&千穂さん【輪島市】
石川県輪島市で「谷川醸造」を経営されている谷川ご夫妻。転換期を経て、地元で愛されているサクラ印のサクラ醤油やサクラ味噌など、様々な糀商品を作り続けています。 ■ 酒造りから醤油味噌作りへ 創業時は主に日本酒を造っていた谷 […]
オーストラリア人シェフを魅了した能登の風土と発酵食「いしりとひねずし」
「ふらっと」ベンさん&智香子さん【能登町】
綺麗な海が見渡せる高台の地で「能登イタリアンと発酵食の宿 ふらっと」を営むベン&智香子ご夫妻。ベンさんの苗字がその名前になっているように、和と洋のハーモニーを繰り出すベンさんの料理が人気の小さなお宿です。 ■ 四季折々の […]
酒蔵女将がばあちゃんに教わる郷土の味「大根ずし」
「数馬酒造」しほりさん【能登町】
能登の地酒「竹葉」で知られる老舗酒蔵の「数馬酒造」。蔵元5代目の数馬嘉一郎さんに嫁いだしほりさんは、国際唎酒師・食育インストラクター・発酵食スペシャリストを取得している、勉強熱心な若女将さんです。 今回は数馬酒造の従業員 […]